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トンマーゾ・マシャントニオのDOP認定オーガニックEXVオリーブオイルは珠玉の一搾り

投稿日:2019-10-01 更新日:

DOPエクストラバージンオリーブオイル トンマーゾ・マッシャントニオ Tommaso Masciantonio

L'Abruzzo offre un Olio EXtra Vergine d'Oliva
di altissima qualita
e dal sapore molto intenso

 

美しさすら感じる、石造りのカンティーナには珠玉のエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルが静かに眠る―

1948年にオリーヴオイル搾油場を設置して以来、技術革新を重ねたトンマーゾ・マシャントニオ農園。手摘み収穫のオリーヴを8時間以内に搾油、窒素充填の清潔なステンレスタンクで15~18℃に保ちます

 

「オリーヴオイルは数あるオイルの中、唯一フレッシュな実を搾っただけの油性ジュース」

中でも「ヴァージン・オイル」は、化学的処理を一切していない生のままの一番搾り。料理の味に調和してコクを与えオリーブオイルは、イタリア料理には欠かせない存在です。

 

トンマーゾ・マシャントニオ農園のEXVオリーブオイルは、草やハーブの香りが特徴的で、心地よい辛みや苦みがある「スパイシー」タイプ。中部イタリア・アブルッツォの山間部でオーガニック栽培される良質のオリーブから搾られる「山のオイル」(海抜450メートル )は、料理を「引き立てる」だけでなく、素材の持ち味に調和してコクを出したり、「ふくらませる」タイプのEXVオリーブオイルです。パスタやパンといった粉モノ、豆類、穀物類との相性バツグン! 強めの鮮烈な個性を有してるので、より調味料に近い使い方ができます。

 

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▼ トンマーゾ・マシャントニオ農園 DOPオーガニック認定 EXVオリーブオイル

生産者 トンマーゾ・マッシャントニオ農園
原産国 イタリア・アブルッツォ州
原材料 エクストラバージンオリーブ油
栽培方法 オーガニック栽培(EU認証)
製法 ノンフィルター (静置法)

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◆ D.O.P.認定 (Denominazione di Origine Protetta) とは?

直訳すると「保護指定原産地呼称」。国が保護地域として産地を指定し、その土地の製品であるという表示・呼称を国が保証する、という意味です。たとえば、イタリアワインの「DOC」や「DOCG」も同様の制度と言えます。

オイルやワインは最終的に瓶詰めし製品化した国が原産国となるので、それでは本当の原産地がわからなくなります。 また、その土地ごとの生産物本来の品質や信頼を損ないかねません。 そこで、D.O.P や D.O.C は、原材料の栽培、収穫、加工、瓶詰めに至るまで、すべての製造工程をその土地で行っていることを保証します。 この認証制度は輸入食材のクオリティを見極める上で、ひとつの判断材料にはなると思います。

トンマーゾ・マッシャントニオの「D.O.P.認定オーガニックEXVオリーブオイル」は、EU統一基準をクリアした、D.O.Pマークとオーガニック認定マークが表示されています。この場合、COLLINE TEATINE がD.O.P.(Denominazione di Origine Protetta)表記です。オリーブオイルに限らず他の食材においても、品質や安全性、生産者や輸入元の信頼性などをしっかりと見極めた上で、最良質の一品に出会えた時の感動はひとしおです!

 

◆ ノンフィルター・オイルとは? Non Filter / Non Filtrato

搾ったばかりのオリーブオイルは細かい果肉を含んでいるので、フィルターを通して濾過(ろか)します。一般に流通しているほとんどのオリーブオイルは、フィルタリングされて澄んだ状態です。

収穫されたばかりのオリーブは、その鮮度を保ったままに圧搾機にかけて細かくすり潰します。その作業は、高品質のEXVオイルを搾る必須条件として、コールドブレスという熱の生じない搾油方法により丁寧に搾られます。さらに遠心分離にかけることで油分から水分を取り除いたバージンオイルとなるわけですが、一般的なオリーブオイルはその一番搾りを細かいフィルターに通して濾過します。

 

イタリア生産者を巡る旅 『トンマーゾ・マシャントニオ』 

ローマから長距離プルマンに乗ること2時間広がる景色は、半島を縦断するアペニン山脈による絶壁!

トスカーナの田園風景とはまた違う、逞しさすら感じる強い山間地帯がアブルッツォ州です。コンテ開業以来の人気オリーブの生産者であるトンマーゾ・マシャントニオ農園を訪れました。収穫を目前に控えたイントッソ種のオリーブ畑を案内してくれる現当主のトンマーゾ

 

【 店主おすすめ! トンマーゾ・マシャントニオのEXVオリーブオイル 】

Azienda Agricola Tommaso Masciantonio
トンマーゾ・マッシャントニオ農園
中部イタリア・アブルッツォ州に1874年に創設された歴史のある家族経営の農園です。
地元古来のオリーブ品種(イントッソ種)を直営畑にて栽培、収穫は現在でも伝統的な手摘み。
2004年よりオーガニック体制を整え、最前線の有機農業への取り組みに意欲的です。

● 畑の面積: 40ヘクタール、オリーブ樹約3,000本   ● 標高: 海抜450メートル
● 土壌: 土壌の組成は中間的で、石灰質を帯びる   ● 日照条件: 北‐南の広い開けた谷あい
● 栽培方法: オーガニック ―2004年から有機農業計画に参加。C.C.P.B.により認証
● 従業員は6名と季節労働者。 自社搾油所を設け、直営の畑で収穫されたオリーブを加工。

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さてさて、毎度のことではありますが、オリーヴオイルは品質の変わりにくい安定したオイルです。

上質で高価なだけに 「もったいない!」 と思われるかもしれませんが、実は、揚げ物といった加熱にも適しています。もちろん鮮度が良いに越したことはないので、開封したら、上手に保存して、フレッシュな内に早めに使い切りましょう!

では、オリーブオイルの3つの約束。

1.直射日光のあたるところに置かない

オイルは紫外線を嫌います。女性のようにとってもデリケート(*^-^*)それゆえに、黒っぽい遮光性のビンに入っているものが多いのですが、透明なビンの場合はアルミホイル等をまいてあげるのもアリです。その上、冷暗所に大切にしまってあげればパーフェクトです。

 

2.オイルを空気に触れさせない

オイルもワインやコーヒー豆と同様、空気に触れると酸化します。使っている内に空気に触れる表面積がおおくなっていくので、長いサイクルでじっくり使う場合、少しずつ風味が落ちてしまいます。思い切ってドンドン使っちゃってください! とオススメしてますが、あらかじめ小瓶にいくつか分けちゃうのも手ですよね。

 

3.高温の場所に置かない

ガスレンジの脇につい置きっぱなし・・ というのわかりますが、なるべく涼しい場所にその都度しまってあげてくださいね。とくに夏場はオイル自体が30度以上にならないように!でも、冷蔵庫にはいれません。結晶化しても常温でもどりますが、くりかえしているとしだいに香りが飛んでしまうのです。

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